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家族信託を用いた不動産管理とは

家族信託、という制度があります。家族に財産を託し、保管、運用などをしてもらうことができる、という制度のことですが、財産というのはお金だけでなく、不動産も含まれます。では、家族信託を用いた不動産管理は、どのようになるのでしょうか。

まず、家族信託には、三つの役割があります。財産を託す、財産を託される、財産を運用した結果、出た利益を得る、という三つの役割があります。それぞれ、しっかりと決めなければいけません。

前提として、家族信託は、完全に信頼できる家族に託さなければいけません。そのうえで、そのメリットとは何でしょう。

まず、財産を託した人が、認知症などの病気にかかっても、財産を保管、運用できる点です。また、相続や共有に関するトラブルを、できる限り減らすことができます。それから、やはり、正式に託されたからには、気兼ねなく管理、運用の方法の選択ができる、というのもメリットです。

今回は、家族信託の3つの役割についてご紹介しました。この制度を活用し、より良い財産管理をしましょう。

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